2016年9月28日水曜日

ローマラリー<動画>スビアーコ村の様子をまとめました。 Rally di Roma Capitale4

スタート地点の入り口を警備するおパトカー

今回のラリーではスーパースペシャルステージを含む4か所のステージを観戦、視察しいくつかのイタリアラリーチームのスタッフとお話をすることができました。


スビアーコの街の500アバルトエンブレム付

ローマの東100キロくらいの山の中にある「スビアーコ」と「ロッカ・サントス・ステファノ」を結ぶ7キロのステージのスタート地点で出走直前の選手たちと話すことができました。

スタート前でナーバスなところを失礼な話ですが、みんな明るく元気にお話ししてくれました。選手のプロ意識を感じます。

そんなスビアーコの様子をぜひ動画でご覧ください。















2016年9月27日火曜日

日本人初のイタリアラリー選手権参戦! ~動画集~ Rally di Roma Captale4


Luca Panzani
わが国には「イタリア人は陽気で、女に手が早い」というイメージが定着しているが現地に行ってわかったことがある。

まず上記のステレオタイプなイメージだが、おおむねそのとおりである。しかしイタリア人の女性は圧倒的に強い。簡単に泣くこともないし、主張は曲げない。怒り出すとものすごいので男性は女性を怒らせないようにいつも心を尽くしている。正確に言えばイタリア男性は「女性に優しい」というか「女性にひどく気を使う」のである。

イタリアは古くから母親中心の家庭であり、多くの男性はマザコン。有名な言葉に「マンマミーヤ!」がある。「Mamma Mia/俺の母ちゃん!」で「なんてこった!」みたいな意味。母ちゃん助けても「マンマミーヤ」である。


「女性にアピールするのは相手に魅力があるからであり、何も言わないのは魅力を感じないから。ごく普通のこと」だそうであり、最近の日本にはないすがすがしい話。今の日本人はそもそもアクションをかけること自体をあまりしない。

イタリア人は陽気で優しいが怒らせるとものすごい勢いで怒る。でもすぐに忘れていつまでも怒りを引きずらない。熱しやすく冷めやすく執念深くないのである。

今回多くのイタリア人男性と出会いお話をする機会を得たが、細かいことを気にせず女性に優しいのは間違いない。さらに言えば仲間と家族をなにより大切にする。



イタリアでは時間通りに地下鉄もバスも来ないし、スイカやマナカなどもちろんない。レンタカーの貸し出しに2時間以上かかるのもざらだし、駐車料金も毎日停めて係りのオジサンと仲良くなると半額になる。まともな日本人なら精神を病むレベルのおおざっぱさである。



ローマ市内には65万台の車が存在するが駐車場は6000台分しかない。

これは駐車場を作ろうと地面を掘ると次から次へと遺跡が出てきて工事が中断され、そこまでの工事費用が無駄になるので誰も工事をしないからだ。そのため路上駐車で町はあふれている。ほとんどの道が駐車禁止だがなぜかどこの道路にも車がぎっしり止まっていて、駐車位置から出すときは前後の車を押して出る。だからボディについた小さな傷など意に介さない。

そんな国でラリーをするにはまずイタリアの文化を理解し事前に「ノリ」を掴むことはとても大切である。



今回出合ったイタリア人チームのクルーも「日本から来たコドライバーが女性であったこと」をとても素晴らしいと褒めたたえてくれた。わが国は女性コドライバー率が高く優秀な選手が多いと告げると「サムライスピリッツ!」と反応する。意味不明だ。

ところで女性のほうが男性より強いのはイタリアだけではない。現代日本では圧倒的に女性が精神的に強くなっているような気がする。





ローマでの日本人ドライバーの走りをまとめました。


Rally di Roma Capitale4
shinkai/urushido










museo CINQUECENTO racing team




2016年9月25日日曜日

イタリア見聞録。 Rally di Roma Capitale 4


すべてのラリーカーを見送ってからスビアーコ村の旧市街を訪問。(最後のラリーカーは赤いポルシェ) 旧市街には800年前の街並みがそのまま残っていて歴史の重みを感じる。




街の起こりは紀元前304年。当時のローマ皇帝ネロの避暑地として征服され、スビアーコの山から美味しい水をローマまで引くために3つのダムと水道を引いた記録がある。ローマに戻る道すがら山あいには当時の巨大な水道橋が見える。皇帝はやることのスケールが違う。

旧市街を歩き、ほんのひとときのタイムスリップを体験。街中では英語勉強中という地元の中学生と英語で話をして交流した。あぁ、英語が通じるっていい。




ところでイタリアでは「Caffe」といえばエスプレッソのこと。標準的なコーヒーがエスプレッソで、フォームミルクを入れたのがカプチーノ。そして日本で普通にコーヒーとして飲まれているのは「カフェアメリカーノ」という。

カフェアメリカーノを注文すると「え、本当にそんなの飲むの?」という顔をされ大きなカップに抽出したエスプレッソをいれてお湯の入った水差しが付いてくる。

要はエスプレッソを薄めて飲むのであり、うすめて飲むのは本来邪道なのだ。

郷に入れば郷に従えというわけで毎日何杯もエスプレッソを頂くようになった。スビアーコでも美味しいエスプレッソとビスコッティを満喫。これで2.5ユーロ。


街のあちこちに「BAR」の看板が出ているが日本のバーとは違う。

BAR➡︎ 喫茶店。お酒を出す店も多いが日本だとコメダみたいな感じ。

CUCINA➡︎一般的な食堂のこと。パスタ、ピッツア、ハンバーガーなんかを座って食べることができる。

RISTRANTE➡︎日本ではレストランのこと。メニューにはステーキとかもある。もちろんパスタ、ピッツアも頂ける。

PizzeriaとかPasteriaとかTrattoriaとかいろいろな表記が見られるがそんなに違いはない。食べられるものもほぼ同じ。最後のトラットリアは日本では居酒屋みたいな感じでラフな雰囲気だ。

しかし、どこに行ってもピザとパスタが美味しいのはさすがイタリア。





2016年9月24日土曜日

眞貝選手にインタビュー。 Rally di Roma Capitale 4


SS7のスタート地点、スビアーコ村でステージスタート直前の眞貝選手にインタビューしました。

クルーは二人とも緊張しながらもイタリアラリー選手権を楽しんでいます。SS4でコースオフを喫した眞貝選手でしたが、ステージ直前のリモートサービスでマシンの修復を完了し無事にスタートしていきました。



眞貝選手と漆戸選手は、現地スポルテック社クルーのバックアップを受けて、言葉の壁を乗り越えイタリアで頑張っています。二人が無事に完走し大きな経験を得られるよう心から願っています。


2016年9月23日金曜日

スペシャルステージを走る。 Rally di Roma Capitale 4




ロッカ・セント・ステファーノ村で念願の名物パスタを頂き、おいしいエスプレッソを飲んだ。噂にたがわない最高のきしめんパスタを食べて大満足。





食事の後に、明日使用されるステージ「Rocca di Equi」を試走した。すでにコース上には規制ロープやラジオポイントが設定されオフィシャルもそこここで準備中である。ロープに書かれている文字は「危険地帯」という意味のイタリア語だ。オフィシャルからは、ここ以外ならどこでラリーを観戦しても問題ないと説明を受けたが、そのことのほうが驚きであった。





ラリーは、ロッカ・セント・ステファーノからではなく隣町のスビアーコ村からのスタート。私が試走したコースはステージを逆走したカタチになる。

このページの下にステージのビデオをアップした。動画では伝わりにくいが前半(このビデオでは後半)は道が狭く急峻な山道を走る。800年前に切り開かれた道はアップダウンが急なのに加えて日本の道路では有り得ない曲率をもっている。普通ならそっちに道はないでしょ!という方向に狭く急な山道があり、それがコースなのだ。



ビデオには「悪魔の橋」であろう狭い橋も出てくる。まるでジャンプ台のようなそれは、狭いだけでなく中世の橋のように山なりに作られていてラリー車が全開で走るとどうなるかは想像に難くない。

山道の峠部分もまんが日本昔ばなしに出てきたようなひょっこり山の形をしていて、クルマはさぞかしよく飛ぶであろう。恐るべしローマラリー。