2017年9月21日木曜日

全日本ジムカーナは鈴鹿へ。RS.TAKEDA Gymkhana Team Japan


あっという間の一年であった。

全日本ジムカーナは早々に最終戦を迎える。10月1日(日)に鈴鹿で開催される「全日本ジムカーナ選手権第8戦 NRC鈴鹿BIGジムカーナ」が今年最後のバトルの舞台だ。

全日本ジムカーナのコースとなるのは本コースの中にある「南コース」と呼ばれるサーキット。ここは全日本カート選手権の会場としても使用されるメジャーなコースである。高速のストレートセクションからヘアピンカーブ、S字セクションからテクニカルな複合コーナーへと続く独特なレイアウトは走って楽しく、レースをする者にとっては高度なテクニックを要求される難コースとなる。


(c) Mobilityland Corporation All Rights Reserved.

筆者自身かつてこのサーキットに毎週のようにランサーで通いアタックを繰り返していた。雨が降ると滑りやすく、朝一と午後でもグリップが全然違う。果たしてそのころからどのくらいコースの舗装が変わっているのかは定かではないが、雨が降るとツルツルなのはたぶん一緒。コースの攻略も難しく、ばっちり走れていい感じの時よりなんだかイマイチのアタックの時のほうがタイムが良かったりして、結局未熟なままコースを後にした記憶がある。



深川選手にとっては地元での重要な一戦であり、一年の総決算ともいえるだろう。幸か不幸かチャンピオンシップの重圧からは解き放たれて、思う存分自然体で走ることが叶いそうな予感もする。自家製の応援団も来るとか来ないとか。

愛知・岐阜・三重のみなさんぜひとも応援よろしくお願いします!

撮影:光崎 満



決勝は10月1日(日)に開催されます。ゲート入り口で南コース入場料1700円をお支払いください。駐車場は早い時間にお越しいただければ南コース内の駐車場がご利用いただけますが、満車の場合は周辺の有料駐車場をご利用ください。


鈴鹿サーキット移動ルート案内
近隣駐車場マップ(南コースに近いのはみその駐車場)

本コースの立体交差をくぐってすぐに南コースの入り口が

南コースの入り口












2017年9月16日土曜日

伝統のPICO Rally ステージ観戦!Rally di Roma Capitale2017






ローマラリーのステージ4/7が開催される町PICO(ピーコ)を訪れた。ピーコはローマから東へ100キロ離れた山あいにあるコムーネ。(コムーネとは小さな自治体のこと)ここでのステージはイタリア選手権であるローマラリーとともに1979年から続く伝統あるラリー「Rally di Pico」も併催されている。日本で言えば全日本ラリーと地方選手権が併催されているような感じだろうか。


ピコラリーは長い歴史を持つ有名なラリーで、ヨーロッパ全土へ挑戦する多くの選手の登竜門にもなってきた。現地でオフィシャルの方にお聞きしたところこのような歴史あるラリーはイタリアでは他にもいくつか開催されているとのことで、ラリーの本場の奥深さを感じた。



市街地を抜けるコースはまさにヨーロッパのラリーそのものだ。バルやトラットリアなどのお店も満員で町をあげてのお祭りを楽しんでいる。ほんの目の前を爆音を立てて駆け抜けていくラリーカー。いつの日かこの雰囲気を日本で再現できればいいと思う。


人気のある選手が通過するときはみんな大騒ぎ。選手の応援グッズも売られていてここは完全にプロ化しているヨーロッパのラリーらしい。幸い雨もぱらつく程度でお天気の中ステージが終了した。

グッズ売り場のレディスオフィシャルとお話しして心が癒される。全員イタリア人でみんな日本に行ってみたいそうだ。



少ない人数ながら効率よくイベントは進んでいく、これは見るもののレベルが高いのも一因かもしれない。とても楽しめる素晴らしいステージであった。このあとはサービスパークを見学してから一路ローマへ。







ローマラリー開幕!宮殿前のスペシャルステージ Rally di Roma Capitale2017


いよいよローマラリーが開幕。
最初のステージは1930年代に作られた宮殿の前で開催されるスーパースペシャルステージから。日本から参加している眞貝選手も大きな拍手で迎えられました。



この後マシンは温泉の町フィウッジに移動し、山岳ステージでのバトルが始まります。ローマの気温は22度で晴れ。

お客さんも一体になり盛り上がって楽しんでいて、日本とは少し違うラリーとの距離感に魅力を感じます。



2017年9月15日金曜日

ローマラリーグルメリポート Rally di Roma Capitale2017

イタリアに行ったらまずイタリア料理を食べよう。

それは正しくもありそうでないとも言える。なぜなら日本のイタリアンのレベルは高く、すでに本場のそれに近い。もちろん使われているチーズなどの一部が日本のお店では入手しにくいものもあり、そういった部分で味の差違が感じられることはあるが驚くほどの違いはないだろう。



しかし、コーヒーだけは別格である。日本中どこへ行こうがイタリアの味を再現しきっている店は稀有だ。イタリアではコーヒーといえばエスプレッソのこと。だから「キャフェ」と言って注文すればエスプレッソが出てくる。「エスプレッソ」はイタリア語で、英語では「エクスプレス」。特急電車のエクスプレスと一緒で「速い」という意味がある。エスプレッソは豆を加圧した蒸気を使用して一気にうまみを抽出するのでコーヒーの飲み方としては調理時間が最も短い。


イタリアで飲むエスプレッソは日本のように苦くなく、香り高く喉越しもいい。一口飲んでからたっぷりのザラメを入れて混ぜないでくいっと飲むのもお勧め。日本との味の違いがなぜ出るのかはわからないがこちらでぜひチャレンジしてみることを強くお勧めします。

先ほど日本のイタリアンのレベルの高さをお話したが、唯一こちらでしか味わえないパスタがある。それが「カルボナーラ」だ。カルボナーラはイタリアでも一般的によく食べられるパスタであり家庭により様々なレシピがある。カルボナーラはシンプルな食材で作られ、日本のように生クリームを入れたりしない。

エキストラバージンオリーブオイルでグアンチャーレと呼ばれる豚の顎肉を使ったベーコンを炒め、新鮮な卵と羊の乳から作ったペコリーノロマーノチーズを絡めて仕上げる。ペコリーノは2000年の歴史を持つ史上最古のチーズであり、ローマ発祥。



パスタは南イタリアのものがいい。青銅のパスタマシーンで作られたパスタは表面に細かい目に見えない筋が付き水をよく吸うのでモチモチした食感のパスタができるからだ。

イタリアへお越しの際は、ぜひエスプレッソとカルボナーラをお試しくださいね。同様にペコリーノチーズを使った手長エビのリゾットも日本では味わえない最高の一品です。

Grazie Giovanni 

食べものの話ばかりでラリーの話を忘れるところでした。
昨日は車検が終了して、マシンのシェイクダウンが行われました。日本から参戦している眞貝選手の勇姿も見ることができました。

金曜日の夕方からはエウローパでスーパースペシャルステージの始まりです。


2017年9月13日水曜日

スーパースペシャルステージは観戦無料。 Rally di Roma Capitale2017



いわゆる皆さんがローマと認識している「旧市街」には千年単位で時を超えてきた有名な建造物が数多く存在する。コロッセオやフォロロマ―ノ、パンテオンや有名なトレビの泉などが市内の狭い範囲に集中。それらは観光する際も歩いて回れてしまうくらいのコンパクトな位置関係であり日本の京都よりも狭い範囲に世界遺産がてんこ盛りである。

ローマラリーはこれらの著名な遺跡群を起点としてラリーカーが市内をパレード、そのあと旧市街南部にある「エウローパ」と呼ばれる新市街で最初のステージを走行する。


ムッソリーニ率いるファシスト党がイタリアを支配していた1930年代に開発が進んだこのエリアはローマ万博開催のために開かれた新しい街。第二次世界大戦勃発に伴ってローマ万博が開催されることはなかったが、その後このエリアはローマ万博の名前(頭文字)を取って「EUR」と呼ばれるようになった。


多くのオーディエンスを迎えて開催される最初のラリーディではこの地区にある PALAZZO DELLA CIVITA ITALIANA(イタリア文明宮)の正面でマシンが走る様子を間近で見ることができる。もちろん入場料は不要で、観戦エリア内ならどこでもラリーカーの走りを楽しめるのがイタリア風。ロマネスク様式を現代に体現する迫力ある建物には現在はイタリアを代表するブランドフェンディの本社が置かれている。



この印象的な建物は「四角いコロッセオ」とも呼ばれ、ローマの歴史を語るうえで欠かせないスポット。最初のステージを終えたラリーカーは、ここから東へ100キロ離れた温泉で有名な町フィウッジへ移動しパルクフェルメと呼ばれる保管エリアで翌朝から始まるステージに備え眠りにつく。