参加するクルーの乗る車 |
アールエスタケダジュニアラリーチームとして初めて参戦する「中部ラリー選手権」。今年は第一戦が諸般の事情により開催延期となったため富山県で開催されるこのラリーが事実上の開幕戦となる。
コースから見える美しい立山連峰 |
コースを下見するのは昼間だが、走るのは夜。最近は、「夜走るのは怖くて・・・」なんて言う選手たちも多いがその昔はラリーといえば夜に開催するのが定番であり、日が暮れてからひっそりと始まり夜が明ける前に終わるのが普通であった。
夜走るのには、いい部分もある。
あたりが暗いと崖やコースアウトすると危険な箇所がよく見えなくなる。いきおい、思い切ってアクセルを踏むことができるのでいい走りができたりもする。
その昔、右コーナーでアウト側にはらんでコースの外にマシンがスライド 「うっ、なんとか立て直せないか・・」とさらにアクセルを踏み込んだらその先が(見えなかったが)崖だったことがあった。真っ暗な闇の中、何十メートルだかをバキバキと木をなぎ倒しながら転がっていくマシン。その間の数十秒が永遠の時に感じられたのが昨日のことのように思い出される。
富山ANDラリーといえば、かつてラリーカーで参戦し電車で帰ってきたクラブ員もいた。車は主催者の実家に保管していただき後日私が積載車で引き上げに行った。
尼御前から見る日本海 |
その道中で立ち寄った尼御前(あまおまえ)サービスエリアから見た美しい日本海がいまでもまぶたに浮かぶ。
今年のANDラリーは「RSTチームマドモアゼル(仮称)」からレディスペアのクルーが参戦。写真はないので載せないが、レディスペアというくらいだから女性二人。
新人クルーは中部ラリー選手権というか本格的なラリーに参戦するのは今回が初。不安いっぱいの参戦になるであろうということで JAF加盟クラブアールエスタケダ から、精鋭スタッフが支援のため現地入りする。
サービス隊長にはアールエスタケダラリーチームジャパンの川島健司隊長。ドライバーとしてもコ・ドライバーとしても経験豊富な川島隊長のバックアップはたいへんに力強い。そして副隊長はクラブ運営委員の池田みき委員。池田委員は新城ラリーで榎選手のコ・ドライバーを勤めているため、新人コ・ドライバーの強い味方になるだろう。さらに先輩ラリードライバーの木村種克選手も現地入りしてくれる。その他にも何人かのクラブ員がサポートを申し出てくれたため驚くかな総勢5名のサービスクルーが現地入りすることになった。
これがどんなに凄いことかというと、アールエスタケダラリーチームジャパンが全日本ラリー「ひむか」に参戦したときのサービス隊より人数が多いといえばわかっていただけるだろうか。
そういうわけで、クルーには安心してがんばってきて欲しい。
ANDテクニカルツアー2011
開催日:6月4日~5日
ラリースタート:6/4 21:00~
スタート会場:富山県高岡地域地場産業センター
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