ラリーアメリカ グルメ散策シリーズ最終回/ Rally America Gourmet Discovery.Pt4

私が参加できる最後のサービス時間を終えてセーレムのサービスパークを後にした。

このセーレムという街は非常にコンパクト。ざっくり分けると新しく南に開けたショッピングセンターやホテルのある新興エリアと、中心部の「ダウンタウン」と呼ばれる旧市街地に分かれている。そして、その両方が縦横３キロ四方に収まってしまうため迷うことはない。

セーレムの町を理解するのにさほど時間はかからなかったが、田舎の町ゆえ表題にあるような「グルメレポート」を語るような店も少ない。また、夕方にはほとんどのお店が閉まっているためグルメレポーターには厳しい町だ。

買い物は町の南にある「Walt mart」が便利。大きなショッピングセンターはここしかないのでいつも賑わっている。ここでも食料品やデリカテッセンと呼ばれる持ち帰りの食材などが手に入るが、グルメとは程遠い。

確か、昼食にサンドイッチを買って車内で食べたような気もするが何を食べたのかすぐに忘れるようなレベルであった。

セントルイスに向かうルートを初日のサービスパークが設営されていた町「スティールビル」経由にして、道中でのラリーカーとの遭遇を楽しむ。うまくいけば、村瀬とキーランがリエゾン（移動区間）を走行する様子を見ることができるかと思ったが、時間的に後半のゼッケンまでは見ることができなかった。


いよいよ本題だが、今回の参戦を通じて一番おいしかったのがこの店。

スティールビルにある貴圓「Royal Garden」というお店だ。



最初に訪問した際に食べた「ローメン」のおいしさが忘れられず、ふたたび入店。アメリカ流にフォークで食べる中華も悪くない。地元でも人気のお店で、お持ち帰りメニューを受取りにひっきりなしにローカルのお客様が来店していた。


店主は帰化した中国人の方で、私に中国人？と聞いてくれる。この街では東洋人は珍しいそうだ。

野菜のシャキシャキした食感と、大きな海老。醤油をベースにしたソースの絶妙な味わい。そしてアメリカンサイズでボリューム満点。今回はチャーハンも付けてくれたので大満足である。

Crunchy vegetables and large shrimp. which is based on soy sauce. Generous American size.  I am very happy. fried rice is very good.

どちらも７ドル55

チャーハンに使用されているお米は「カリフォルニア米」だったが、チャーハンのような料理にはかえって合う。中粒米なのでパサパサした感じでありスプーンで食べるのが良い。チャーハンの味付けのほうはというと、期待に違わず実においしい。次回は他のメニューも試してみよう。


みなさんもスティールビル（Steelville）にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。

If you going to steelville, please come to the Royal Garden.


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