富山県南砺市のイオックスアローザスキー場で開催された全日本ジムカーナ選手権第5戦。いつ雨が降るかとひやひやしていたがふたを開けてみれば終日ドライ路面でのアタックとなった。しかし、本当の敵はお天気ではなく今回のコースの「中」にあったのだ。
ゴール直前におかれた2本のパイロン。
ここに設定された「フリーターンセクション」が多くの選手たちを呑みこみ、悲喜こもごもの結果をもたらすことになる。一見簡単そうに見えるターンセクションだがアプローチの仕方一つで大きなタイム差を生む鬼門だったのだ。
スイフトの石原は最初のアタックで無難にこのセクションをこなし3位のポジションにつける。BRZの深川はマシンを回しきれず5位。
午後からも降雨はなく、勝負は2本目へ。
石原は激しく攻める走りでタイムアップを狙うが、前半セクションのパイロンに接触しペナルティを受けてゴール。深川はパイロンぎりぎりを攻めるアグレッシブな走りを見せ大きくタイムを更新したが鬼門のフリーターンセクションでパイロンをヒット。表彰台獲得のチャンスを逃した。
石原はファーストアタックのタイムで表彰台3位入賞を果たし、シリーズ首位をキープ。深川は7位と沈んだが、走りの面ではかつてない大きな収穫を得た富山ラウンドとなったようだ。
回を重ねるごとにワクワク感が増幅中のアールエスタケダジムカーナチーム。今後にご期待ください!
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