食事の後に、明日使用されるステージ「Rocca di Equi」を試走した。すでにコース上には規制ロープやラジオポイントが設定されオフィシャルもそこここで準備中である。ロープに書かれている文字は「危険地帯」という意味のイタリア語だ。オフィシャルからは、ここ以外ならどこでラリーを観戦しても問題ないと説明を受けたが、そのことのほうが驚きであった。
ラリーは、ロッカ・セント・ステファーノからではなく隣町のスビアーコ村からのスタート。私が試走したコースはステージを逆走したカタチになる。
このページの下にステージのビデオをアップした。動画では伝わりにくいが前半(このビデオでは後半)は道が狭く急峻な山道を走る。800年前に切り開かれた道はアップダウンが急なのに加えて日本の道路では有り得ない曲率をもっている。普通ならそっちに道はないでしょ!という方向に狭く急な山道があり、それがコースなのだ。
ビデオには「悪魔の橋」であろう狭い橋も出てくる。まるでジャンプ台のようなそれは、狭いだけでなく中世の橋のように山なりに作られていてラリー車が全開で走るとどうなるかは想像に難くない。
山道の峠部分もまんが日本昔ばなしに出てきたようなひょっこり山の形をしていて、クルマはさぞかしよく飛ぶであろう。恐るべしローマラリー。
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